IRIOMOTE OCEAN

GOOD DIVE西表島の海- 西表の海の魅力、ダイビングポイントエリアと海の生物、ウォッチングシーンなどの紹介をします -

山でも、海でもたくさんの自然を感じていられる西表島

海の上から島を見渡すと島全体が深く濃い緑に覆われ、海岸線近くにまでその緑が迫り、その先には薄いブルーと濃いブルーの海が広がる。

島の規模は意外に大きく、沖縄県内では沖縄本島に次いで2番目の大きさ。島の内陸部のほとんどを原生林が占め、そこに大小の川と滝がいくつも存在し、河口域にはマングローブ林と豊かな干潟が広がっています。
島を縁取るようにサンゴでできた浅いリーフが囲み、沖合にも孤立した小さなリーフや大きな瀬がいくつか存在する。

入り組んだ島の形が作り出す湾内、マングローブや汽水に近い湾奥の海に魅力があるのも特徴、一方で外洋へ出れば潮流が当たりギャンブル的な海も楽しめる。またどこを潜っても、ここの海を象徴するような生き生きとしたサンゴが見られ、その種類も豊富。サンゴの成長、発達に伴って、そこに生息する魚や生きものも多種多様になります。

西表島の海

沖合にある発達したリーフが自然の防波堤となってリーフの内側は波の影響が少なく、湾内、湾奥においてはほぼ穏やか。リーフの内側は水深も浅めで明るい場所が多いので初心者が安心して潜ることのできるエリアでもあります。

ダイビングエリアは島の東西南北に広がり、ダイビングポイントは多数でバラエティに富んでいます。
サンゴ礁、砂地、リーフ、隠れ根、砂泥池、藻場、汽水域、マングローブ等々、様々な水中環境でのダイビングが楽しめます。

山と海とがきちんと繋がっていて、海も山と同様に海中ジャングルなのです。
元気でパワーのある海をぜひ感じてみてください。

GOOD DIVE出発港- 季節、ポイントにより出発の港が変わります -

上原港(3~10月上旬、主に春夏シーズン)

上原港

お店から近いので、普段からメインで利用させてもらっている港です。民宿まるま荘のすぐ目の前。
石垣島からの定期船が入港する桟橋側とは場所が少し異なります。
車で直接港へお越しの場合には、場所をご確認ください。

主なダイビングエリア

上原・船浦、バラス島周辺、鳩間島周辺、赤離れ・高那周辺。

白浜港(10月中旬〜2月、主に秋冬シーズン)

白浜港

島の西側、西表の道路の端に位置する集落白浜。
冬のシーズンを迎える北東や北からの風を遮ってくれる冬場でもホッとさせてくれる港です。
お店のある上原から車でおよそ15分、西表唯一のトンネルを越えるとそこが白浜。

主なダイビングエリア

船浮、外離れ・サバ崎、網取、崎山。

GOOD DIVE西表ダイビングポイント- いくら通ってもまた来たくなるそんな魅力満載の海、ダイビングエリアごとの画像と概要を紹介します -

GOODDIVEで利用しているポイントは西表の東西南北に点在しており、ほぼ全域。従来からあるポイントに加え、新規開拓のポイントが沢山あります。それとは逆にサンゴや環境が変化してしまい、インパクトがなくなってお休みになるポイントもあります。それでも数年経過すると見事に復活していたり、また全くノーマークだった箇所でも、劇的に変化してポイントに加わったりする場合があります。そんなタイミングを目の当たりにすると海が生きていて本当にたくましいと思います。バラエティ色豊かなダイビングポイントをエリアごとにざっくりとご紹介します。

北側エリア

上原港から出発する際によくご案内するエリアです。移動距離が少ないのにバリエーションが豊富。新規開拓のエリアも加わり、ポイント数、バリエーションともに一番豊富です。

北側エリア

西側エリア

夏のシーズンでも海況が良ければ足を伸ばします。冬シーズンの白浜港出発ではこちらがメインになります。
入り組んだ海岸線と奥行きのある湾が特徴の西側海域。湾の奥から外へ向けて徐々に変わる環境と雰囲気が面白い。船浮、網取、崎山のそれぞれの湾がまた違う水中を見せてくれます。

西側エリア

南側・東側エリア

ベタ凪の日には、島の反対側まで足を伸ばしてクルージング。全く別の場所に来てしまったような島の景色がさらにワイルドな南側。また、あまり行くチャンスの少ない東側で代表的な小浜島と西表島を走るヨナラ水道、今後また新しい水中を見せてくれそうな可能性のあるエリアです。

南側・東側エリア

生きもの万歳!

  • 西表島の自然・生きもの
  • 西表島の自然・生きもの
  • 西表島の自然・生きもの

西表島の海は、生物もとっても面白い。
ポイントの環境は様々だけど、海中が穏やかで比較的流れの少ないポイントが多いだけに気をそらすことなく、 ただ見るだけではなく観るという事が楽しくなってくる。

存在そのものが人気の生物もいれば、何かをアピールしているような素振りを見せるもの、
春先から夏にかけて何気にやっている産卵行動と誕生したばかりの小さな生命など、 そのときに見せてくれる普段とは何かが違うそんな場面にも注目です。

ごくごくありふれた生物でも、小さな発見と面白さを感じる瞬間があると思います。そんな魚っちんぐシーンをちょこっと紹介します。

魚っちんぐシーン

GOOD DIVE西表の水中に関する記事- IRIOMOTE OCEAN ARTICLE -

  • 暑さを凌いだサンゴたち

    暑さを凌いだサンゴたち

    2024年10月9日

      天候 曇り 気温 30度 水温 28度 波高 3のち2m   昨日は昼前くらいから北風が吹いて波も立ち、ややシケ模様となりました。   今日はまだ波はあったけど風はいくらか弱まり、朝のう…

    続きを読む
  • お城めぐりに自画自賛

    お城めぐりに自画自賛

    2024年9月29日

      天候 曇り 気温 32度 水温 29度 波高 2のち2.5m   こちらも夏の暑い盛りのピークは過ぎて島に立ち寄る渡鳥も飛来しており、ちょっぴり秋を感じてます。   そんな矢先に台風18…

    続きを読む
  • 渦巻

    渦巻

    2024年9月12日

      天候 晴れ時々雨 気温 33度 水温 30度 波高 1.5m   ロング滞在のゲストとここ数日マンツーマンで海に出ています。   毎年この時期にいらっしゃるので、滞在中に台風の一つや二つ…

    続きを読む
  • サンゴの今

    サンゴの今

    2024年8月2日

      天候 晴れ 気温 33度 水温 29度 波高 1m   水温が下がったおかげで水着で海に浸かっているとちょっとひんやりの気持ちよさです。   気温もいくらか下がったので、朝夕は涼しげで常…

    続きを読む