網取、崎山、ヨナ曽根へ
2018年8月21日
気温 32度
水温 29度
波高 2m
奄美大島付近にある台風19号、そしてその後ろには20号。
こちらに近づいてくることはなさそうですが、この8月はなかなか海が静かになりません。
今日も海を眺めると風もなく、凪いでいるように見えるけれども沖合いのリーフでは、小さく白い波が崩れている。
明日以降はまたうねりが上がってきそうなので、今日は行けるところまでってことで遠征です。
うねりはあったのですが、風もなく、順調に網取まで到着。
網取の砂地をまずは堪能、無数にいるチンアナゴ。なかなか近寄らせてもらえないのですが、今日は割とアプローチもしやすかった。
常に砂地から長い体を半分くらい出して、左右にゆらゆらしながら流れてくるプランクトンを食べている。泳ぐこともなければ、全身をあらわにすることもなく、危険が迫ればすーっと穴の中に身を隠します。
そんな感じなので、あまり生態についてはよく知られていないことが多い。
でもよーく見ると、何気に2匹づつのペアで生息しているのがわかります。
繁殖するためにもパートナーは常に近くにいた方がいいからね。
そして、今日、ゲストが何気にチンアナゴを見ていたら、1匹のチンアナゴがスルスルっと全身を出して隣のチンアナゴに威嚇するような仕草を見せたようです。
100回以上、チンアナゴを見てきているけど、まだ全身を出しているところを見たことがなかったので、その話を聞いた時は自分は見てないのに興奮したな。
次回もそんな期待を胸にじっと彼らを見てみようと思ったのでした。
写真は本日の3本目、ヨナ曽根の浅いリーフ上に集まるロクセンスズメダイとオヤビッチャ。
リーフの上で産卵をしていたブダイやサザナミハギの卵を食べに集まっていました。
放精放卵した場所にすかさず集まり、産みたてほやほやの卵をパクパク美味しそうに食べてます。
生まれた瞬間にほとんどの卵が食べられてしまうのだから、第一関門突破はかなり厳しそうである。
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