あんな海、こんな海
2020年9月13日
天候 曇り時々晴れ
気温 32度
水温 29度
波高 1m
エクセレントな海況が続いています。
昨日は昼過ぎから雲が広がり、好条件の湾内スポットへ。
曇りが好条件ってのがいい。晴れのときばかりの海よりも天気によってダイビングや見方を変えるとそれはそれで非常に面白い。
やはり生物にも都合ってのがあるので、そこら辺を理解してないと訪問しても、思うように姿を見せてはくれない。
伺うタイミングがとっても大事。行けばいつでも当たり前のように会えちゃう生き物よりも出待ちの生物やいるかどうかはわからない生物の方が診れた時の喜びが大きいでしょ。
今日は潮汐上では若潮と言って、大潮に向かって潮が動き始める頃合い。
風もなく、波もまったりしているので、ちょっと流れを求めて外側の海へ。
潮向きが反対になっていて、海面も魚がいる気配はあまりない。でも過去になんども同じような状況で入ってみるとワオッってことが何度かある。
エントリーしてすぐにイソマグロが頭上をゆっくりと通り過ぎたかと思うとリーフの外側へ向かって猛ダッシュ、グルクンの大群の中に突っ込んで行きました。
リーフの淵にはグルクンが大漁、右見ても左見ても上見ても前方見てもグルクンです。夏の間は水温高めでこんな大群はいませんでしたが、浅いところに戻ってきたようです。
ダイビング後半には、ゆるい潮に乗ってリーフへ戻ると、正面からごっつい顔したバラクーダの軍団。
まさに鬼カマス。大きいのは1mは軽く超えて、体高もあるので、間近で見ると怖いくらいです。
正直、ゲストもビビっていました。
イソマグロもロウニンアジも出てきて、今期一番の大物祭りでした。
船に上がって、ゲストが「あれはタイワンカマス?」
バラクーダを忘れてしまうほどに衝撃的だったのでしょう。
続きのダイビングは、一気に島へ近づいて砂泥地へ。
いや〜、海はいろいろです。
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