マイナーな生き物
2023年1月9日
天候 曇り時々晴れ
気温 22度
水温 23度
波高 2m
今日はYさんご夫婦の貸し切り。
3日間ダイビング最終日、今日のポイントはお任せでとのことで、まずはちょっと深場に。
ひとつの根にヒマワリスズメダイとヤマブキスズメダイ、フカミスズメダイ、アルファスズメダイ、タイワンスズメダイとあまり普段お目にかかれないスズメダイが勢揃い。
場所限定でしか見ることができないスズメダイばかりです。
2本目以降は、今度は普段からおそらく見てはいるのだろうけど、あまり気にしていない、スルーしがちな魚をじっと見たり、撮影したりして遊びました。
どこでもよくいるニシキキュウセンyg。
本当にどこでもいるけど、幼魚は縦縞に金色が少し入ってややキラキラした感じを見せます。
サイズも4センチほどのものから、15センチほどの完全な成魚までいろいろあって成長過程も観察できます。
そしてノドクロベラも夏の間に現れる幼魚はよく紹介しますが、成魚においてはなかなか紹介することがなく、紹介したとしてもメスばかり。オスが根本的に少ないのですが今日はそのオスの姿もありました。ぱっと見、カノコベラと思いましたが、雌の体に身を擦り寄せていたので、おそらくノドクロベラのオスでしょう。
そして3本目、今度は棚沿いをじっくり見ながらのダイビング。
イソハゼの仲間をチェックしました。ご夫婦もそれぞれのカメラでイソハゼの写真をたくさん撮っていました。
アカホシ、ハナグロ、アオ、ナデシコ、コジカ、オヨギ、ソメワケイソハゼ、ニセクロスジイソハゼなど。
船浮湾から見つかって名前のついたイソハゼも多いので、ハゼの図鑑を見ているとまだお目にかかっていないイソハゼに心揺れます。
海からあがって、ゲストの写真を見せてもらうとアカホシ、アカホシ、ハナグロ、ハナグロ、アオ、ナデシコ、アカホシとアカホシイソハゼが優先しており、なかなか他のイソハゼが見つからない。
でもね、西表でよく見られるけど超マイナーなイソハゼ、アカホシ、ハナグロ、アオ、コジカを見分けがつけられるようになってました。
普段からよくいるイソハゼでも気にしていなかったらいつまで経っても見分けがつけられないし、顔なじみがわかっていないとおそらく少数しかいないイソハゼには気がつけないはず。
どれもちっこくって、似たような柄ではあるけど、数をこなして見ていけばちょっとの違いがわかるはず。
僕はずっと拡大ルーペが手放せませんでした。
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