何処へ?
2010年4月12日
今日は朝から晴天、南風の夏日です。
GWに入る前に出来るだけ、活動しておこうとオニヒトデ駆除でした。
集中的に発生していた中野沖リーフ、もう一度確認と取りきれていなかった残りのヒトデの集団を駆除しに行ったのですが。
その姿は殆んどなく、食害に遭い、形こそとりあえず留めていますが、かつての鮮やかな色を失った寂しいサンゴ礁のリーフが残されていました。
あらためて、ほおって置いたらたちまちこんな姿になってしまうのだなと思い知らされました。
僕らの活動は賛否両論、色々あります。僕らも決して進んで良い事をしてるという認識では駆除していません。
ただ、このせっかく時間をかけて見事に再生し、豊かな景観を見れなくさせてしまうのは、海を案内する立場のものとして、心苦しいと言うか、悲しく、つらいのです。
サンゴがなくなれば魚や海の生物が減るとか、サンゴは地球上の二酸化炭素を吸収するとか、海を浄化する役目があるとか、たくさんありますが
単純にどれだけの人がこの見事な状態のサンゴ礁を目の当たりにするだけで、パワーや元気をもらえることか。
だから、出来る限りのことはしてみようと思うだけなのであります。
話は変わって、写真はうちの庭に植えていた桑の木。
ようやく小さな芽が出始めて、まだ生きています。我が家の大木となってくれよ。そしていつかちょっとした実をつけてそのお恵みを頂きたいなぁ。
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