汽水域の住人たち
2010年6月13日
今日は朝から水中でした。
朝6:00、ゲストと一緒にマングローブの川へ。
満潮時刻に合わせて、川ダイブです。写真はそこの住人の1人、ハゴロモハゼです。
エントリーして間もなく、正面からユラユラとタコクラゲが出迎えてくれ、その後も別のタコクラゲがやけに接近してくる。
このタコクラゲ、傘の部分に褐虫藻を住まわせており、光合成をしています。
水中の余分な2酸化炭素などを吸収して、酸素を供給してくれているのです。
だから、太陽が大好きで水面近くにいます。
ところが太陽が陰ったりすると、元気がなくなるようで、それまで活発に泳ぎ回っていたのを止めて、衰弱したように水底に沈んで、重たそうな傘の部分をスリスリさせて逆さになったまま、あまり動きません。
しばらくしてまた日がさすと、嬉しそうに水中を泳ぎまわって、息を止めて、ようやくの思いで近寄った被写体とダイバーの間をフラフラ泳いで邪魔をしてくれます。
仕方がないから、タコクラゲを撮影すると、これが意外にいい画になるんです。
コメントを残す