色恋などありゃしない
2010年6月27日
暑い1日でした。3ダイブして夕方18時近くなっても、強烈な日差しで水中の浅いところでは、差し込む光がマスクに反射して顔が日焼けするほどでした。
陽も長く、19時半ごろまではまだ明るいのです。
そしてその3ダイブ目では、アオバスズメダイの一斉産卵がいたるところで見れました。
ガレ場付近に異常な数で集まり、先頭集団がガレ場にお腹をこすりつけるのを合図に他の連中もガレ場に降りてきて、白いモヤで一瞬見えなくなるほど激しく放精放卵します。
そして集団が一旦その場から離れると、ベラやチョウチョウウオなどがその産みたてホヤホヤを頂きに来ます。でもそんな奴らを追い払う事もせずに次の産卵行動がすぐさま始まります。
放精放卵の瞬間はもう誰と誰がどこに何をしてるんだか、って感じで色気も恋も相性もあったもんじゃない。
まさに野生の凄まじい光景なのです。
ただ今、海中も夏色全開で極彩色を披露してくれます。
今夜はイングランドVSドイツ、こっちも見逃せません。
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