夫婦円満
2010年7月2日
連日の太陽で海水温も上昇を続けています、水面は29度を示しています。
そのせいか、海へ出ていても風が何だか温い、爽やかでない、弱くしか吹いていないので、ちょっと不快。
でも水中は強烈な日差しで明るいです。
今日はリフレッシュダイブコース、過去にライセンスは取ったものの、なかなか海へ行けてない、しんどい思いがトラウマとなり以降海へ行っていない、大金をはたいて面白くない講習をしてやっとこさライセンスを取ったのに、その印象だけで止めてしまった人、海は好きだったのにダイビングと海遊びをやめてしまった方を対象に安心して再トライしてもらうプログラム。
今日のゲストも約5年ぶり、だからほぼ忘れていて、記憶にあるのはしんどかった思いだけ。
でも今日は違う、本人が気持ちを決めて潜降するまでは時間が多少かかったけど、いざ入ってしまえば、魚に夢中です。
クマノミなども紹介したのだけど、クマノミって女性が強いのをご存知でしょうか。
1つのイソギンチャクにまるで家族のように生活しているのですが、その中で一番体格のいいのが産卵できるメスです、そして2番目がそのパートナーであるオスです。
今日もイソギンチャクのわきに生みつけられたタマゴがあって、そこを必死に世話するオスとイソギンチャクを離れ、まるで振り向きもしないメスがいた。
このメスも一応、時々戻って来ては「オイ、ちゃんと世話してるか」とでも言っては、またフラフラ中層に漂っている。
その間、休むことなくタマゴの世話を黙々と続けるオス。
たまらなくなったのか、オスもその場を離れ、メスに近づき、「ちょっとは手伝ってよ」とお願いしてるのか知らないけど、その行動に目もくれずまったく自由なメス。
でも産卵行動やここぞと言うときにはきっとイソギンチャクに帰ってくるのでしょう。
どこかの家庭を見ているようだ。
リフレッシュも無事終了、これでまた海に復活してくれたら嬉しいですね。
コメントを残す