今度はホントにスフィンクス
2010年9月8日
熱帯低気圧は西へ遠ざかり、ただその影響もあってか南東の風がやや吹いてます。
午前中に1本だけ海へ行ってきました。
ゲストを案内していたわけではないので、いつものコースとは違う箇所で生物探しをしていると、ここはやはり色々出てきます。
今度は正真正銘のスフィンクスサラサハゼ。
この8月にはガイド中に早とちりをして教えたのが、後でごく普通のサラサハゼだったことが判明。濁った海中、暗い中、それを必死に見続けたゲストの方々にはご苦労をおかけしました。
一見、パッとはしないハゼです、でもそう頻繁にはお目にかからないあたりがこちらの心を揺さぶります。
近縁のサラサハゼとどう違うのかって、長方形の背びれとやや大きい目が特徴です。
こちらの鼻息がかかったのか、やたらと逃げ回ります、それでも一定の範囲から抜け出そうとはせずに同じ場所を行ったり来たりして、やはり同じ仲間が周りに少ないだけに、下手に他所へは行きたくないようです。
紹介しなかったら、ほとんどのゲストがスルーするだろうな、
ヒレを広げたその様がスフィンクスを想像させるのかどうか。
個人的には有りだと思いますよ。
コメントを残す