大雨上がりの海
2010年10月23日
昨日、一昨日とほぼ一日中雨。それもどしゃ降りと雷付き。
今日も朝は雨降りで港へ行ってみると一面茶色い海。ワニでも出てきそうな色をしている。
港とその周辺の海は物凄いことになっていたけど、船をしばらく走らせて、沖の方に出れば、見違えるほどにキレイ。
潜っていると、そんな天気も忘れてしまうほど、水中は明るかったです。
キンメモドキは水温が下がって、ややその塊が小さくましたが、それでもやはりここのキンメの群れの動きは面白いです。
そして、今日面白かったのが、このアカホシカニダマシ、別にカニを騙しているつもりはないんだろうけど、カニのようでカニでない、ヤドカリと同じ仲間に分類されるこの生き物は、イソギンチャクの裏側によくついており、普段は見ようとしても、すぐに隠れてしまう。
今日はその宿主のハタゴイソギンチャクが珍しく、丸まっていて、めくれ上がったイソギンチャクの裏地にアカホシカニダマシが2匹、くっついている。
普段あんなに臆病な性格が、ここぞとばかりに左右の扇子を広げて踊っている。
向きを変えたり、扇子をひねったり、まあ見事な踊りでした。
ホントは踊っているわけじゃなくって、流れてくるプランクトンを扇子のような部分でキャッチして食べている最中なんだけど、扇子捌きが素晴らしく、その技を見ているだけでも面白い。
扇子捌きが〇〇〇いい!もうお分かりかと思いますが・・・。
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