カメ祈願叶う

朝から雨、風の天気です。

最終日のゲストとそんな天気の中、午前に2ダイブ、お昼の後に1ダイブしてきました。

ゲストがあげている見たいもの生物リストに応えてあげるのは、簡単なときもあれば、そのときに限ってなかなか難しかったり、見せれなかったりする事があります。

今回もかねてからカメが見たいと言い続けて3回目になる方がいたので、何とか見せてあげたいと思うのだけど、この天気でなかなか思うような場所へ行けず、カメの遭遇率もここのところ俄然低く、望みがあまりもてませんでした。

遭遇する事が特に珍しい事ではないカメだけど、どういうわけかいっつも会うことが出来ない。ゲストの足を見ると、爪にカメの絵がネイルされている。

カメに対する想いが強いようで、そのせいで縁がないとまで言われ始めていたのですが、まさかまさかのドラマが最終ダイビングにやってきました。

連日あまり天気の回復が見られないコンディションの中でこの場所が若干の可能性はあるかもよと説明しておいて、ダイビング開始から30分経過したころ、前方にご無沙汰だったタイマイが現れ、その後向きを換えゲストの目の前まで寄って来たのです。

なんともミラクルな出逢いでした。

相当、喜んでいましたが、実はこっちもかなりホッとしたのでした。

写真は今日の2ダイブ目、この時期にだけ姿を見せるカエルアンコウのちびっ子です。

体調1センチの小さなカエルアンコウ、飛び跳ねながら移動してました。