居なければそれで良し。
2011年5月16日
今日は組合のサンゴ保全活動、オニ退治です。
連休前に大量に駆除したので、緊急を要する場所はないのですが、一箇所だけ、その連休中に要注意箇所があるとの情報でその場所へ行ってみた。
とりあえず、総勢12名ほどで潜ってみると、ちょこちょことは被害があるようだけども、肝心のオニの姿があまりない。
せっかくなので、周囲を泳いで探し回るけど、やっぱりオニの姿がない。
結局、50分間広範囲に泳いだけど、持って入ったカゴは坊主のまま
駆除に入ってこんな事はあまりないのだけど、これでいいんです。
ある程度の人数で行くとどうしても心情的に大量駆除する事だけを目的しがちですが、こうして定期的に潜ってみて、その状態や状況を見たり、わずかにそこに残っているオニを駆除したりすることも非常に重要。
大発生しているところにだけ目を向けていると、知らないうちに守りたかった場所がゆっくりじわじわとダメージを受けて、気がついたときには生きてるサンゴが少なくなってしまっているんなんて事に成りかねない。
守るべきところは居ても居なくても見続けておけば、何とかなるような気がします。
昨夜はそのサンゴたちが産卵をしたようです。海面には生臭い匂いとサンゴのタマゴとその放出物が漂っていました。
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