ハンティングする魚
2012年7月15日
相変わらず夏日が続いております。庭の芝も雨がないので、やせ細って惨めな姿になってます。
日中は南風が強く、今日は鳩間の北側とバラス島周辺といつものヒナイへ行ってきました。
沖の根ではカスミチョウチョウの列の外側にグルクンが異常に集まり、珍しくイソマグロが何度も何度も姿を現し、グルクンたちも右往左往していました。このイソマグロがグルクンの群れに突っ込むときの水を切る音は凄まじいですよ、一度ミミを澄ませて聞いてみてください。
そして3ダイブ目は西表と言えばここは外せません、ヒナイへ。
ここの浅い根の周囲には今、グルクンのちびっ子たちがいっぱい群がっています。
グルクンは魚にとっても大好物、これを狙って外海から食べ盛りカスミアジの高校生がここにアタックしてきます。
この高校生たち、10匹ほどで周囲をしばらく周回しながら、タイミングを狙って群れに突っ込みます。グルクンも一斉に根に隠れようと押し寄せては、また外へ向って泳ぎだします。
これを繰り返しているのですが、よく見るとグルクンのちびっ子を狙っているのはカスミアジだけではなく、沖合いから今日はカツオのグループやバラフエダイ、そしてハナアイゴなどもグルクンを狙っています。
そして必死になってグルクンを捕まえようとしているちょっとどんくさい泳ぎのハタの仲間もいました。
この追いかけっぷりが面白くてしばらく見ていたのですが、とても体が重そうなこのハタ、ツチホゼリと言いますが、こんなに活発に泳いでいるところをあまり見たことがない。
腹減ってるんでしょうね、一応狩りをしているようでしたが、この様子だと今日一日この労力でどれだけ口に出来たのか、本人に聞いてみたいところです。
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