サンセットのお楽しみ
2013年4月30日
昨夜のナイトダイブ、今日はサンセットと暑い夜の潜りが続いている。
昨夜はまだ産卵には早いかもしれないと思いきや、しっかり今年初のサンゴ産卵を見ることが出来、今日はサンセットでトウアカクマノミのタマゴがどうやって孵るのかを観察してきました。
トウアカクマノミはつい一昨日、真っ赤だったタマゴがすでに目がくっきり見えてきており、オスの献身的とも思える必死の空気送りが続けられていました。時よりそこへメスも加勢して、口からやはり新鮮な水をタマゴに吹きかけてました。
どうやらメスのお腹には次のタマゴが入っているようで、オスもメスもそれがわかっているのか、かなり必死になってタマゴを孵そうとしているようでした。
ハッチアウトの瞬間はお預けだったけど、日没直後にはこんなに普段と違うトウアカクマノミの生活ぶりが見れました。
日没しても、まだしばらく明るい水中を今度は浅いところの根に向けて移動。
生物が豊富なこの根は、日没過ぎると、日中活発だった魚たちが眠りに入り、まってましたと、今度は夜行性の生物が姿を現します。
昼間の生物と夜間の生物が見事に入れ替わり、夜間の生物のまた豊富さに驚かされた。
この時期、水中では生物の営みも盛んなので、サンセットダイブはお勧めですよ。
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