ある時はフグにまたある時はヤギに
2009年7月28日
今日も暑い1日でした。
暑いのは陸上だけに留まらず、水中も面白いシーンがいくつかありました。
魚の中には背景に擬態するものや、全く別の魚に擬態して過ごす非常に生き上手なものがいます。
その中のひとつがノコギリハギです。
今日はシマキンチャクフグとノコギリハギの禁断のペアがいました。
お互いそっくりなので、どう見ても同じ魚同士のペアに見えますが、まったく別の魚であるのに、仲良くしている、これはおそらくノコギリハギの戦略のように思えます。
そして、大きなウチワヒラヤギの所にはその幹に隠れるように擬態しているやっぱりノコギリハギのbabyがいました。
小さいときは、こうしてヤギ類などに身を潜めて出来るだけ目立たないように擬態して、ある程度大きくなると今度は毒を持つとされるフグに擬態して敵から身を守るという技を身につけているノコギリハギ。
時にはまったく同じシマキンチャクフグに寄り添うようにしてまで、正体をばらしたくないのかもしれない。
そんなノコギリハギに拍手。
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