台風被害にあったカニ
2009年8月12日
風がようやく落ち着いてきました。
それにしても長い間、強く吹き続けた南風、最初は台風からの返し風だと思ってましたが、ここまで長いこと続くのは、珍しい事です。
今日はフィッシュウォッチング好きなゲストばかりなので、小さい物中心で楽しんできました。
どこにでもいる生物から、よく探さないと見つけ出す事が難しい生物まで色々です。
水中で赤茶色の木のように見えるリュウキュウイソバナ。木の幹がのびるように、放射状になって大きくなると見事です。
そこを常宿のように住処にしている生物がいるわけですが、台風でポッキリ折れてしまった、30センチほどのイソバナの枝を拾い上げると、そこに小さなイソバナガニが2匹ついていた。
ゲストもまさか落ちているイソバナを拾い上げてそこにイソバナガニがついているなんて思わないから、プチ興奮していました。
これは間違いなく、台風8号の影響によるもので、大きなうねりが続いて、イソバナが折れてしまったのでしょう、イソバナガニにとっては家屋倒壊。
のこのこそこから抜け出して、脱出でもしようものなら、あらゆる魚たちに狙われて命が危険、でも今のまま折れて落ちているイソバナを頼りに隠れていてもそのうち枯れてなくなってしまう、今後の生活が危ぶまれている。
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