スミレがお盛ん！

昨日から北風が吹いて海が少々荒れましたが、西側海域船浮湾内は島が風をブロックしてくれるのでダイビングも問題なしでした。

天候　曇り時々張れ

気温　２８度

水温　２７度

波高　２．５m

水温が徐々に下がってきても魚の多い西表、５ミリワンピースにインナーがあれば、潜水時間６０分、たっぷり楽しめています。

秋口になると、ある種の魚の繁殖シーズンなのか、オスがメスを誘惑したりするシーンがこの西側では見られます。

普段とは違う行動や色彩に着目するとダイビングの楽しさがさらに広がります。

ここ数日、１５m付近にいるスミレナガハナダイのオスたちのダンスが止まらない。

メスを誘惑するときにみせるダンスなのですが、いつもとは違う体色を存分に披露して興奮しきっているオスは、パニックしてるのか、ダイバーである女性ゲストに対してもモーションかけてきているようにも見える。

目の前でみせられたゲストもラッキーです。

このダンスに魅せられて、気に入ってくれたメスとカップルになっては、連れ添って上に向かって泳いで放精抱卵を繰り返します。

ちょっと離れた場所にはメスにモテない残念なオスも見えますが、そんなオスたちはもちろん婚姻色など出していません、せっかく性転換してオスになってもです。

かなりの体力を消耗しても、ここぞとばかりに選ばれたオスたちは頑張ります。

こうして西表の海はまた魚たちで溢れるのです。