今年も無事終了
2016年11月30日
先週末に行われた第4回 西表SUPフェスティバル、今年も初日のレースでは神がかった天候で奇跡的なほどいい天気。本当にこの場所の神様のおかげかもしれない。
年々、エントリーが増えて注目度も高くなってきているこのイベント、職種が違えどいろんな方たちが協力してこの西表島でのイベントを運営しています。
こういった協力体制は西表ならではじゃないかな。
世界を舞台に活躍するトップ選手もエントリーしているかと思えば、地元の小学1年生が初めて参戦したりと選手層の幅もかなり広い。
エキスパートや経験者が参加するレース、全くのビギナーのためのレース、小学生やちびっ子対象のキッズレース、昼食どきにはお楽しみ障害物レース、さらにはチームリレーとカテゴリーもいろいろ。
レース終了後には、すぐに宿へ帰らずにちょっと小さな波があったので選手それぞれ遊んでいる。このほんわかしたゆる〜く和気あいあいな感じがいい。
そして夜には西表にある一番大きなホールを借りきって、オードブルや刺身盛り、BBQを準備して、舞台ではレースの表彰と余興を披露して選手に楽しんでもらいました。
そして翌日には、経験者のみ参加が許される外洋を追い風と追い波に乗って漕破するロングーレース。
かつてはこのロングレースも晴天に恵まれ、風も少なく、わりと穏やかな海での開催ばかりだった。なので伴走するボートも視界も良く、監視しやすかった。
しかし今回は前日とはうってかわって明け方から強風、雨、波、視界不良とかなり荒れた状況、エキスパートにとってはわくわくするようなコンディション。
ただこの西表SUPフェスティバルはエキスパートを満足させるためだけの大会ではないので、当日になって、急遽コース変更。
スタート地点もゴール地点も全く違う場所になるので、変更スタートになる場所や状況を見て、人員配置や車とボートの手配とレスキュー体制配備を相談、それと同時に選手への説明。
バタバタしたのは当然ですが、それでも無事にロングコースにエントリーした選手、80名ほどが無事にゴール。
するとトップ選手からは結構エキサイティングで面白かったと満足気なコメント、一方では初めてロングコースに参加した選手からは、途中波があって、落水したり、波の越え方がわからなかったけど、後ろからのサポートや見えるところに救護ボートがあったので、とても安心だったし、ゴールした時には、今まで経験したことのない喜びと達成感が半端なかったようです。
似たような声をたくさんいただいた、やってよかった、来年も頑張ろうと思う。
でも今大会、一番胸を熱くさせてくれたのは6歳になるとても親しい男の子。
自分より大きい子供に紛れて、初参戦。一人で沖へ向かって漕いで、ブイをまわってビーチに戻ってきた。泣き出すこともなく最後まで。
いつもはふざけてニコニコ笑ってばかりいるのに、超一生懸命な顔してる。
一等賞をあげたい。
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