浦内川
2017年2月19日
一昨日も天気は良く、急遽召集がかかり浦内川の調査へ行くことに。
前日は船のメンテナンスで石垣島に来ていたので、朝一番の船で石垣島から西表に戻り、1時間後にはジャングル色の濃いワイルドな西表の景色にどっぷり。
浦内川はその長さ18.8キロメートル沖縄県内最長で、400種を超える魚種の生息が確認されており、あまり知られてはいないけど国内では最も魚種が多い。
そんな川が西表島にあることも、その川を調査できることもとっても誇らしいです。
いつものスタート地点までは遊覧船と徒歩で上流を目指します。この辺までは満潮になると海水が上がってくるエリアだけど、水面は鏡のよう。
更に上流を目指し、山道を歩くこと30分。渓流域の水中を覗きながら下っていきます。
2月の川の水はやはり冷たい、外気温は26℃を指していたけど、水につけて間もなくしたら17℃、これは冷たい。
一昨年も冬場に調査した時、魚が少なかったので、今回もあまり見れないと思っていたら、そうでもなかった。
よくいる顔ぶれではあったけど、意外だったな。
この川の凄いのは、この規模に魚類だけで400種類以上、その上絶滅危惧種に指定されている魚が日本一多数。そして河口部を除いて国立公園の特別地域に含まれており、ほぼ人の手がつけられていないありのままの自然が残されている。
現代においては、奇跡のような場所だと思う。
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