あっついシーン
2018年12月28日
天候 曇り
気温 16度
水温 25度
波高 5 → 4m
今日も風が冷たく、海は荒れている状態が続いている。どうやらこの年末年始はあまり天気に恵まれずにコンディションはいまひとつ望めそうにない。
ポイントも出たところ勝負みたいな感じで、あまり選ぶ余地はなく行けるところで潜るようなコンディション。
こんな時は潜る意欲と楽しむぞという気持ちがないと1日、海で過ごすのが辛くなってしまう。
こちらがゲストの様子を伺うまでもなく、ゲストの意欲と気合は十分、今日はまさかの3ダイブ。
そんな気合のおかげか、インターバルの合間には一瞬でも陽が差した。
厳しい天候の中でも楽しんでいただけることが何より嬉しいです。
いつもはどちらかというとトロピカルな雰囲気の場所が好みなのですが、今回はそれも叶いそうもないので、視点を変えてマニアックに生物をじっくりじっくり観察することに。
拡大鏡をお貸しするとこれが結構、はまってしまったみたい。
レンズをかざしては、ピントが合った瞬間にクローズアップされる生物の肉眼では気がつかない模様や表情ににんまり。そこまで細かくはない生物にも拡大鏡を向けて覗いていました。
せっかく重たいタンクを背負って、潜っているんだから、水中で動かずじっとできるのもダイビングの醍醐味であります。いろんなものに目移りしてしまいがちだけど、見る範囲をぐっと狭くして、楽しむのも面白いですよ。
外気温は16度で北風がビュービュー、水温は25度とやや高めなので、あったかく感じる。
そのせいかハナダイがやけに激しくダンスを披露して、メスに求愛していました。
メスの方のお腹もよく見るとパンパンに膨らんでいて、臨月のようでした。
春先に産卵シーズンを迎えるキンギョハナダイも早速、ディスプレイをしている。
そんな中、一番動きの激しかったカシワハナダイがメスとペアになって、寄り添って産卵してました。
真冬の海でも水中はお熱い、な〜んてね。
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