ゴージャス
2009年10月15日
よく降る雨にも、くじけることなく海へ出ています。
これだけ天気が悪いと、ちょっとしたお日様もありがたく感じるものです。
海況もなかなか落ち着かないので、リーフの中や湾内のポイントが続いて、じっくりダイビングが出来ます。
生物が集合するひとつの根に腰を落ち着けて、移動することなく30分ほどじっくり観て回ります。
カメラをしているゲストも魚を覚えようとするゲストもこれなら、集中して楽しめるわけです。
そして、最近そんな根にやたらとたくさんいるのがソリハシコモンエビの仲間。
中でも、このベンテンコモンエビは色彩がゴージャス!
穴の中で待機しているソリハシコモンエビは数も多く、魚がその場所へ近づくと、「いらっしゃいませっ」と出迎えるガソリンスタンドの店員のように、やる気十分。
それに比べると圧倒的に数の少ないベンテン様は同じクリーナシュリンプのくせに、すぐには出動することなく、行く末をただ見ているような気もするのだ。
働きアリがソリハシコモンエビだとすると、こいつは女王アリのようにも見える。
そんな性格までもがゴージャスなのか、勝手な解釈ですが、そんなこんなが面白い。
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