アカネハナゴイの産卵
2020年7月20日
天候 晴れ
気温 34度
水温 31度
波高 1m
今日も非常に暑い。夜になってもあまり気温は下がらず熱帯夜です。
アカネハナゴイの産卵シーンを見てきました。
エントリー当初は、いつもと変わらない様子でしたが、それが時間が経過するにつれてオスの泳ぎ方と行動に変化が現れます。
産卵を控えているメスのお腹はやや膨らみもあって、それがたくさんいるわけですからそれよりかは少数のオスも産卵から漏れることはないと思われがちですが、
そこは野生、そんなに甘くはない。
ハーレムオスも目前に迫っているその時間まで、自分のメスたちにそっぽ向かれないように、はたまたそこへ入ろうとしてくるオスを追い払ったりするのに必死に動き回ります。
ようやくその時間が迫ると、ハーレムオスはお気に入りのメスをその中から選んで、その気にさせようと身振り手振りとでもいいましょうか全身でアピールして誘います。
ハーレムオスでもそっぽ向かれる時がほとんどなのか、なかなかフィニッシュまではいきません。
その気になってメスの下側に入り、そのまま少し上方にエスコートして放精抱卵をします。瞬きでもしたものなら見失いそうなほど一瞬のうちに終わります。
あんなに精力的に動いて、その気にさせて、ようやく成就してもとてつもなく淡白でクールです。
そして、普段から一緒に群れている同科、同属のキンギョハナダイがその卵を遠慮なく食べまくっていました。
んじゃ、キンギョハナダイが産卵している時はアカネハナゴイがその卵を食べているんでしょうか?
栄養価も高そうだけど、仲間の卵を食べちゃうとはねぇ。
天気も良かったので日没後は西の空が綺麗な色出してましたよ。
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