オーガニックな水中
2021年2月6日
天候 晴れ
気温 25度
水温 22度
波高 1.5m
朝から最高にいい天気です。
太陽が顔出すまでの間はひんやりとして気持ちよく、太陽が出たあとは外気が一気にあっためられてこれまた気持ち良いのです。
今日はどこかしら水に入ってこようと、午後から満潮時に合わせて陸エントリー。
小潮周りで、潮位も低いので水深は1.5m。視界もそれほどよくはないけど、この天気に誘われちゃいましたね。
入ってすぐにゴマフエダイが群れで入っていました。ゴマフエダイは汽水域と海を行き来したり、ほぼ淡水のような場所でも生活している西表の環境がぴったりの魚。
マングローブの根周りにはヒメツバメウオやギンポにハゼ、砂底にはオイランハゼにハゴロモハゼもスズメダイにヒラムシにオキナワフグ、川といえども狭い環境にいろいろな生物がいます。
汽水のサツキハゼも今日は集団でいましたね。
目の下を瑠璃色に光らせているのとか、白いお腹がやけに膨らんでいるような子も混じっていました。
おいしいところを密かに狙っているマングローブジャックことゴマフエダイやミナミクロダイなどのこの川ではほぼ頂点に君臨する魚たち。
マングローブの根の付近を離れてしまうと砂泥の川に隠れるような場所は少なく、ところどころに小さな岩があって、そこに逃げ込むかひたすら泳いで相手の攻撃を躱すしか方法がない。
無数にマングローブの葉っぱは落ちているけど、ちょっと魚が隠れるには難しそうだ。
でも、この大量の葉っぱを食べてる生き物も。
キバウミニナ、マングローブの葉っぱを食べ分解して川や海に豊富な栄養をもたらしてくれています。
西表の水辺のいたるところに様々な生物がいるのも、アンビリーバボーに大きなオイランハゼやニュウドウダテハゼがいるのもわかる気がする。
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