マウスピース
2009年4月2日
この冬は暖かい日が多かった西表ですが、3月の終盤から寒さが逆戻り、水温も未だに22度を示すところもあって、1時間も入っているとブルブルしてきます。
2回目の冬を迎えているへなちょこスーツも何とかこの寒い時期を越そうと頑張っているのですが、生地も硬化してきて、ピッチピチに縮んできてるので、着脱も気をつけてあげないと、炸裂するのであります。
先日、3ダイブ終了後、脱ぐときになってアパッチ野球軍ばりに生地が破れて、肩関節でも外さないと破かずして脱ぐ事が不可能な状態に陥り、新調しようかと思いましたが、翌日空いていたので、再びボンドで張り合わせ、ブラックジャックのようなスーツとなって甦りました、あと一月もちこたえれば何とかなるでしょう。
保温や怪我から身を守るスーツは何が何でも大切ですが、ダイビング道具の中で軽視されがちなマウスピース。
何でもいいや的につけて使用しているダイバーが多いと思いますが、これ一つでダイビングの快適度も変わります。ボクサーや格闘家、アメフトの選手なんかも使用しているマウスピースですが、やはり噛み合わせって重要。
ダイビングのマウスピースは他のスポーツのそれとは違って、口腔内を守ると言う必要性はあまりないのですが、自分の歯型にあったものを使用すると、顎の疲労感は殆んどないし、レギュレータが口から外れそうになる事もまずないです。
それとマウスピースを食いちぎってしまう事もなしです。使用方法は熱湯にマウスピースをしばらくつけて、その後しっかり噛んで歯型をつけて、使用します。
万が一、歯並びが変わったとしても、再度熱湯につけて歯型を付け直せばずっと使ってられます。
自分の歯型がついたマウスピース、以前は汚れの目立つクリアしかなかったけど、最近はクロやカラータイプも出てきているので、ちょっと値段は普通の物よりお高いけれど、かなりお勧めです。(僕は以前、クリアの物を3年使用しました。どんだけ潜った事か)
左がよくあるタイプ、右が自分の歯型をつけて使用するタイプ
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