ウォッチングに楽しいシーズン！

２、３日前にようやく、朝からうるさい雷とともにまとまった雨が降り、西表の山も緑が喜んでいるように見えます。

梅雨といっても、雨が降り続くような天気はそう続かなく、海の中では水温が上がり、日々変化に富んだ面白い季節を迎えています。

今日は午後よりサンゴの保全活動をしてきましたが、浅いところの水温はかなり上がっていて、ヘナヘナスーツの上着を脱ぎたくなるほどでした。

リーフの上の浅い水域では、アオバスズメダイやデバスズメダイが一斉に産卵をはじめ、非常に慌しいです。泳いでる様も何だかちょっと様子が違うので、一度はこんなラッシュアワーも立ち会ってみると、迫力満点です

サンゴの奥の狭い世界で生活しているハゼたちも、よくよく見るとその狭い家にしっかり卵を産みつけて、かいがいしく世話してる様子が伺えます。これは相当注意して見ないと気がつかない。

毎日海へ出ている僕が言うのですから、本当です、これから夏のシーズン前は日替わりで海の中が面白く、ちょっとした行動やいつもと違う様子に目を見張ります。

海況も比較的穏やかだし、台風の心配まだいらないし、実は結構お勧めなのです。