親もバテバテ
2009年7月17日
台風6号が台湾に向けて進んでいる。
そのおかげで今日は徐々に東の風が強くなり、波もあがって、つい5日ほど前と同じような海況になってしまった。港に係留していても、横からの風と波が船にあたり、揺れ揺れでした。
それでも、台風の直撃は免れそうで、どこも台風対策をせずに海へ出ています。
ポイントも限られてしまうのだけど、ダイビング船はバラスの東リーフやインダビシのリーフ、シュノーケリング船はバラス島に集中している。
うちも出来るだけ混雑を避けて、ポイントに入った。
ここ暫く、この場所で産卵を繰り返し、しっかりと産みつけたタマゴの世話とガードをしているヤマブキスズメダイ。
産卵期意外はなかなか写真も撮らせてくれないし、近寄らせてもらえない。
ところが産卵期は必死にタマゴを守ろうとしてるので、僕らを追い払うかのように体当たりしてきます、縄張り持ったスズメダイみたいに。
ところが、今日はいつもの威勢のよい突進がなく、近寄っても、ただボーっとこちらを見ている。
とっかえひっかえダイバーが来るので、もう嫌気がさしてる感じ。
でも、その守り抜く親の世話の甲斐あって、ちっちゃな幼魚が誕生してます。
西表では比較的少ないヤマブキスズメダイだけにこの生き残った幼魚は貴重です。
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