動きだす前に
2009年8月1日
昨日までは、賑やかだった船も今日はゲスト1人様のマンツーマン。
写真をじっくり撮ってもらえる場所で楽しんでもらいました。
写真のヒメダテハゼ、船の下の礫場にジッとしていて、こっちがデジカメを接近させてもこのまんま。
巣穴に戻るでもなく、相棒のエビに危険を知らせるでもなく、ただこうしてちょっとのけぞったまま硬直している。
1本目はやや深めのダイビング、久々の30メートルでしたが、水深5メートルを超えると水がとってもクリアであまり深いところに居る感じがしない。
目的の生物に寄れるだけ寄って、撮影をしていたようでした。
浅いところへ戻ってきてからは、ほとんど移動せずに根の周囲で物色していると、次々と面白い生物が見つかりました。
この偶発的な生物との出逢いがなんともダイビングの楽しいところです。
ただ泳ぎ回ってみていると、見落としている生物がたくさんありすぎて勿体無い。
とにかくフィッシュウォッチングするときには自分を中心とした半径1メートルくらいの範囲をよ~く見てみよう。
実はすぐ目の前に珍生物や楽しませてくれるものが潜んでいるかもしれないですよ。
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