トウアカの子育て
2010年4月21日
ぴーひょろひょろひょろ~って朝から甲高い鳴き声のアカショウビン、朝と夕方に家の近くの木にやってきては最近よく鳴いています、たまらんですよこの声は。
アカショウビンが鳴き始めると、こちらではうるずんと言って、初夏を迎えます。
海も素敵でいい感じです。
3月下旬頃から、頻繁に産卵を繰り返しているクマノミですが、その仲間の中でも、数少ないとされるトウアカクマノミ。
今日見にいくと、産みたてホヤホヤの卵がありました。
トウアカクマノミはこうした砂泥地にあるイボハタゴイソギンチャクを好むので、産卵する為の場所を確保する為に、親がサンゴのガレキや石ころなどを口でくわえてイソギンチャクのわきまで運んできます。
そこに産卵をするのです。特にこの時期はタマゴが孵化するとすぐにまた産卵をしてを繰り返すので、産卵、孵化するまでの卵の世話で食事の暇もないくらい忙しい。
今日のトウアカはお父さん、お母さん、それに長男、次男、三男の5人家族(ホントは血縁関係はないけれど。)
普段はお父さん、お母さんがタマゴの世話や外敵からタマゴを死守しているばかりで、子供たちは知らん顔して好き放題しているのだけど、今日のは違った。
両親が敵を追っ払っている間、長男がタマゴの世話をしているのです。
時々、次男と三男もそれっぽい行動をしてました。
日々忙しい父ちゃん、母ちゃんを見ているだけにでしょうか、自然と家族ぐるみでの子育てをしているように見えました。
いい話でしょ、泣けてくるでしょ。
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