何となくラッキー
2010年6月22日
今日は南風も少し落ち着いて、真っ青な空が見えてました。
日差しも強烈です。
海況も良いけど、行くところは何故かリーフ内と港の隣りと、思いっきり湾内の3本立て。
今日の3本目では、船浦湾内に溢れるほどいるギンガハゼ。
このギンガハゼ、本来は白っぽい色をしてるのですが、黄化個体と呼ばれる黄色い体色のもいます。
これが特別な個体かというとそうではなく、白いバージョンのものと同じくらい数多く普通にいるのです。
ただ、同じ巣穴を共有するペアとなると、うまい具合に白同士、黄色同士とパートナーを見つけるようです。
そして、稀にこの写真のように色違いのペアが同じ巣穴から姿を見せている事があります。
同じギンガハゼなんだからどうって事ないはずですが、何故かそんなペアを見つけてしまうと、ラッキー、今日はいい事ありました、みたいな得した気分になります。
ゲストに知らせてあげるときも細心の注意をはらわないと、どっちかが巣穴に引っ込んでしまいただの単独ギンガハゼと相成ってしまうのです。
西表には数多く生息するギンガハゼ、15年程前には非常に希少なハゼと思い込み、ようやく見つけた一匹に大勢のダイバーが順番待ちでカメラに収めたものでした。
それが今となっては、西表の川の水が流れ出る湾内に行けば、そこいらじゅうにいるのです。
当時はまだこんな水域でのマニアダイビングなんてあまりしなかったんですね。
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