豆もやしに隠れ
2010年9月13日
海はナギ~です。風ナシ天気ヨシです。
あまりにも穏やかでいいのですが、海水温が下がりません。サンマも不漁だって言うし、毎年楽しみにしている美味しいサンマが今年は手に入るのだろうか?
西表の海水温は30~31度のまま、随分長い期間この状態です。
水着で泳いでも寒くないくらい。
船の上から見ても、浅いリーフの上では白くなったサンゴがやはり目に付きますね。でもこれはまだサンゴが完全に死んじゃったわけではないので、この後、水温が少し下がってくれれば、元の元気な状態に戻るはず。
それで、今はそんな白くなりかけているサンゴたちに目を向けて、写真に写してみると、また違った作品に仕上がりますよ。
写真はサンゴと同じく、藻を体内に取り込んで光合成をしているイソギンチャク。
サンゴ同様に海水温が上がってくると、取り込んでいた藻が抜け出してしまうので、色が薄くなり白くなってきます。
こんな豆もやしに身をゆだねているカクレクマノミもこの白化現象のときにだけ、くっきりとしたコントラストを楽しませてくれますよ。
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