鬼退治は続く・・・

夜は風も冷たく、冷え込んでいたけど、日中は日差しも強くいい天気でした。

そして、前回に引き続き、今日もオニヒトデを駆除してキレイなサンゴを出来るだけ残そうと、行ってきました。

最近集中して駆除しているエリア、ここの水深が非常に浅い、大型の船で行くと、その船を止める場所を決めるのも難しい。

間違って船をアンカーすると周囲は浅いサンゴのリーフに囲まれ、潮が引けば、そこから脱出する事さえ出来なくなってしまう。まして枝状サンゴだらけで、大きな岩や船のアンカーをかけるような所が少ない。

でもこの浅い水域に高校生くらいの伸び盛りのヒトデがたくさんいるのです。

浅い水深だから、タンク背負ってると途中、ぷかぷか水面に何度も浮いてしまう。

オニヒトデは日中は枝サンゴの間やガレキの下側、視界に入りにくいようなところに潜んでいて、見つけ出して引き上げた数も多いけど、海中の様子はまだまだサンゴが元気でそこに群れて泳ぐスズメダイなんかを見ていると、こんな作業をしていても気持ちが一瞬穏やかになります。

サンゴが敵の襲来を受けたときに自分で逃げ出す事が出来れば良いけど、動物とは言え、移動は出来ないからね。

午前中に2回入って、船で昼食とっている間にさらに潮が引いて、枝サンゴが水面上に姿を見せている。この上にもヒトデがくっついているのだから恐ろしい。