インパクト
2011年9月28日
西表に来たら、一度は見に行きたくなる生物のひとつのニシキテグリ。
生息環境に反してそのド派手なボディカラーが印象的。そして読めない動きにも、引き付けられる。
ただ、どうしても明るい時間帯を嫌うので、日没前の時間にならないと観察したり撮影したりするのが難しい。
3ダイブしないと見れないなんてよく言われていましたが、今はこのニシキテグリがまだ陽の高い、真昼間でも観察できます。
日差しがゆるくなったと言えばそうなのかもしれませんが、昼間のうちからよく出没して、活動しています。
そして、かじりつくようにしてサンゴの隙間を覗いていると、体調2センチほどの幼魚なんてのも見れちゃったりします。
このニシキテグリの幼魚は成魚とはまた違う色をしていて、おねだりするようなおちょぼ口が鳥の雛のようです。
ヒナテグリと呼んだりするゲストもいたくらい。
秋のニシキテグリもいいですよ、この場所ならではの生物も多いので、生物好きな方には、時間が惜しいくらい楽しめるポイントです。
画像はニシキテグリじゃありませんが、同じ場所にいたイレズミフエダイの幼魚です。どうしてこんなに目立つ色彩をしているのかは謎です。
水は濁りやすく、地味な環境なだけにそこに暮らしている生物の強烈な艶やかさには目を奪われてしまいますよ。
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