茅を刈る
2011年11月6日
11月だというのに、なんでしょうこの暑さ風も南にふれているので、気温も高く、日中の日差しも強かった。
昨日、今日と丘にあがって屋根を葺くのに使う、茅刈り作業の手伝い。
昨日もかなり集めたけど、まだ足りないので、引き続き作業。
今ではこの茅を集めるのが、この西表でも大変で、茅が生い茂っているような場所が少なくなってきている。
昨日と同じ場所へ行くと、他部落の人たちが大勢で茅刈り作業をしている。文化財にも指定されている古いお家の茅をやはり葺き替えるために部落民総出で作業をしていたのです。
ちょっと自分達の茅を刈るのを遠慮しなければいけない状況で、このまま帰るのも気が引けて、ちょっとそこへ混じって手伝いを開始。
昼には美味しいソバも頂いて、ますます帰りにくい状況に。
小さな屋根でも相当の茅を必要とするので、刈って、余計な草を取って集めて束ねて、結んでの作業を延々。太さ30センチほどに集めた茅の束を5000も準備するというのだから、果てしない作業です。
草ボウボウの敷地での作業はハブも不安だったけど、とにかく暑かった。
でもこの部落の人たちの行動の早さは凄まじい。刈り取り集めるのはもちろん、野外での炊き出しの準備や刈り取る茅がなくなるとすぐさま設営したテントを回収し、次の現場へさっさと移動する、だらだらしないので手伝っていても気持ちがいいです。
家に帰って、ヨゴレついでに庭の土を掘り起こし、北風吹く前に今年はここに何か植えたいですね。
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