人見知りな魚
2012年6月15日
今年の梅雨はいつになく梅雨らしく、ジトジトとしてる気がする。布団もなかなか干せない天気が続いてます。
雨が多い分、若干水温が低く感じられたけど、水中の生物たちは活気にあふれている。
インリーフの砂地のポイントでは夏定番のスカシテンジクダイやグルクンの幼魚たちが大きな群れを作って、キンメモドキも今頃になってキンメ塊となって根を覆っています。
そこに外洋から匂いをかぎつけたカスミアジやインドカイワリがやってきて、その群れの中に突っ込んで捕食しています。
その一方でいつものように、仰向け、無防備、ホバリングしている変わったハゼがこっちをチラ見している。
変わったヤツだなとつい言われてしまいそうなこの魚、その名もヒトミシリハゼ。
こうして大きく成長した枝状のサンゴについています。
この上目遣いのようにしてチラ見をする表情につい惹きつけられてしまう。
昨日は沖縄本島から来た小学5年生の磯遊びとシュノーケリング。
意外だったのは、沖縄育ちでも海で泳いだ事のない生徒が多かった事。だから初めてマスク越しに見えた魚には大興奮していたのが印象的だったなぁ。
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