オフシーズンにはまだ早い

連休が過ぎ、予約表もちょっと空欄が目立つようになりました。

でも、まだまだ海はこれからも楽しいですよ。ネチネチ湾内ダイビングは今からが面白い。外洋に出れない日はどういうわけか小物に集中できます。

今年の夏はあまり西側へ遠征できなかったけれど、今は西表の西側の白浜港から船を出港させているので、西側の海を存分に楽しんでいただけます。

西のヒナイともいえる美田良浜、まだまだ奥深い船浮湾やその隣りの網取湾、網取と崎山の間のサンゴエリア、崎山湾と場合によっては鹿の川湾まで、夏シーズン本番とはまた違う海を紹介しますよ。

じっくり撮影可能なニチリンダテハゼや夏のシーズンはゆっくり観察できないオドリハゼ。

スミレナガハナダイもこの時期、やたらと婚姻色を出しており非常に見ものです。

北側にはあまりいない、メガネアゴアマダイやホシクズベニハゼ、ナデシコイソハゼ、クジャクベラなどといったややマニアな生物もじっくり観察、撮影出来ます。

ただ、今年は水温が少し低くなるのが早いので、これからいらっしゃる方は水中で５ミリのウエット＋フードベストと船の上では濡れたからだに風が冷たく感じられるので、少し厚手の長袖のものなど、防寒対策をして遊びに来てください。
もちろん、日によって夏日のような日もあるので、長袖の物が邪魔になることもありますが、そんなときにはビーチで上着を丸めて枕代わりにして、ごろ寝も最高です。

船にはシャワー代わりのお湯と寒いときにはお昼は暖かい汁物、そんな冬の前の西表島にもどうぞ足を運んでみてくださいね。