生物観察楽しめます。
2012年10月21日
朝晩は薄手の長袖があってもいいかなって気温ですが、日中は気温が28度くらいにまで上昇、いい天気です。水温も少しあがって26度、5ミリのスーツにフードベストがちょうどいい。
さて、この秋口、色々と腰すえて生物観察楽しめます。
昨日も釘付けになってしまう、ちょっとしたシーンがありました。人気者のニチリンダテハゼとその横に一回り大きいヤマブキハゼ。
背びれをずっとたたんだままのニチリンが、暫くしてから、背びれをめいっぱい大きく広げ、尾ひれも、第2背びれもこれでもかってくらい全開にしている、その状態をキープしながら、自分の巣穴をゆっくりと離れ、近くにいたヤマブキ君のところへ。
すると、大きく今度は口を開いて、「どかんかい、こらぁ」と威嚇しはじめた。
初めは動こうとしないヤマブキもちょっとビビッたのか自分より小さいニチリンに脅かされて、しぶしぶその場を離れていきました。
追いはらったニチリンはそれまで広げていた鰭を閉じて、すごすごと自分の巣穴の場所へ戻っていきました。そのときの表情の柔らかい事。
10秒くらいのシーンでしたが、ニチリンの怒りっぷりと追い払ったあとの穏やかな表情の違いが非常に面白いシーンでした。
そして今日は、カエルアンコウ。
根の天辺にまで上って、上向きになって、使いすぎてボロになったのか擬餌のついてないエスカをブンブンと振りながら、スカシテンジクダイをおびき寄せている。
そりゃ、ルアーがついてなかったら、魚も寄ってこないよな。あまりにもひっかからないからか、今度は大あくび。
しまいには泳ぎだしたって言うからね、あのカエルアンコウが泳ぐなんて、見たいと思いません?
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