まさかの南風
2012年11月9日
昨日のサンセットが物語っていたように、今日の朝日はうっすらと東の空が赤くなり、ゆっくりと顔だす太陽がとてもキレイでした。
風も今まで吹いていた北よりから東、南へと変わり、海上も波がなくなり穏やかです。
西表のサンゴをワイドで撮影しておきたいとビデオを抱えて、午後入りしたN田さんと海へ。
海へ入ると雲が広がってしまい、ノーライトだったビデオでは今ひとつ色が出せなかったようですが、それでもほぼ60分、お気に入りの場所でビデオを回し続けていました。
水面近くを泳いで俯瞰撮影したり、水底からリーフを仰いでリーフ全体を撮影してもらったり、時には数匹でまとまっているハタタテハゼやサンゴヤドカリなどの生物にもカメラを向けていました。
未だに解明できていない、このセンジュイソギンチャクの丸くなっちゃう現象。
今日は同じ場所にあるイソギンチャクが同じようなタイミングで丸くなっていました。
何か理由があるはずなのだろうけど、共生しているはずのカクレクマノミにとってはいかがなものなのだろう?
気持ち良さそうなので、ちょっとこの中に入ってみたい気もする。
一方、ハマクマノミが好む元々触手の先が丸くなっているタマイタダキイソギンチャク。
今日のタマイタダキはこの玉がやけに大きかった。大きいのは直径3センチほどもある。
玉が大きいと光合成もいっぱい出来るし、敵から身を守るのにも役に立っているように思える。ただ黙って見ていると玉と言うより、おっぱいに見えてしまう、おっぱいいっぱい。
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