オウギが出た
2012年11月20日
今日はすっきりしたいい天気。毎日こんな天気が続くといいのだけど。
西表まで来て天気に恵まれないと寂しいのでどうしても天気の安定した頃にゲストが集中するのは当たり前ですが、それにしてももう少しこの時期にも海を楽しみに来て貰いたいものです。
こんな天気もちゃんとありますよ。バラス島だって貸切で、もったいないくらい。
今日の1ダイブ目、潮の入りのいいところで大物などを求めて行ってきました。
のんびり食事中のタイマイと水底近くを泳いでいるマダラトビエイが登場、
マダラトビエイはカッコいいですね、長くスッとのびる尾とあのクールな感じが気を引きます。ダイバーに気がついた瞬間に一目散に逃げていく時には、それまでのクールさは嘘だったと言わんばかりに変貌するので、両方のヒレをバッタバタさせて慌てて逃げる様はちょっと悲しいものがあります。
そして浅いリーフの上に戻ってきてから、西表で2度目の対面となるオウギチョウチョウが目の前に現れました。
前回見たのは昨年のことで、色違いでよく似た模様のあるハナグロチョウチョウとのハイブリッドのような感じでしたが、今日のは正真正銘のオウギチョウチョウです。
カメラ向けると、自分が狙われているのを察知するのか、逃げる逃げる。
西表にも以前はちょくちょくいたようですが、最近ではめっきりその姿を見なくなったようです。本来ペアで行動しているのにやはり数が少ないのでしょう、今日も一匹だけだったのでパートナーが見つかればよいですね。
昨年に引き続きですから、ひょっとすると少しづつ数を増やしている可能性もありますね。
こういった生息数の少ない魚でも年によって見かけたり、まったく見れなかったりする事があるので、オウギチョウチョウ来年にかけて、ちょっとチェックかもですよ。
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