ディープな水中へ
2013年10月16日
昨日から風と波も次第に強くなり、波の高さが5m、今日は冬の天候を思わせるような風の吹き方でした。さすがにこれだけ風が吹いてウネリが出てくると白浜港も海面はややバシャバシャしており、ポイントも行ける範囲が狭くなります。
それでもわざわざ石垣島から朝1便の船で大原に入り、そこから送迎バスで約1時間、上原でピックアップしてさらに白浜までドライブ、ダイビングをしてその日のうちに再び大原から石垣へという、西表のマッドな水中世界が好きなゲストもいらした。
なので、今日はお望みのディープな西表の湾内ポイント2本だて。
西表だから許されるそのゾーンはこの島ならではの水中環境があります。
生物も多数。ただダイビングは結構難しい。
潮の速いポイントが上級者向きと言われるけれど、こんな場所でも技術が必要。
いかにこの栄養豊富でヘビーな海底の泥を巻き上げずに最小限に抑えて、生物に接近するか。またこんな環境の生物は異変にも過敏に反応するので、アプローチにもかなり神経を使う。
ウエイトに任せて、着底したりするととんでもない水中になってしまう。
呼吸と中性浮力を上手に利用して、極力水底との接地点を少なくする。
難しいんです。
でもそんなダイビングも上手に出来るようになると、こんなディープでちょっとオタクな環境や水中コンディションが悪い状況でもとても楽しめるようになり、ダイビングの幅がさらに広がりますよ。
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