西表の冬シーズンダイビング

一昨日は西表の大原で最低気温が１４度とかなり低い数値を出したようで、そんな日にも関わらず調査がてら１人で海に出ていると、やけにむなしく感じるのでした。
そんな寒々しい天気も昨日からいつもの調子に戻り、たった１日で体感温度が劇的に変化して、あのキビシー寒さはどこへやら。
今日もいい調子で、生憎雨まじりではありましたが、海の中は見所満載でした。
冬でもこうして子供のマンジュウイシモチが集ってるシーンが見れます。
じっとしているようで、背びれと腹びれをわずかに動かしてポジショニングする技が絶妙です。
相も変わらず、テンジクダイはわんさかサンゴの上を陣取っていたり、フチドリカワハギが
ウミショウブの海藻に寄り添うように身体も見事にカムフラージュさせていたりします。
西表屈指の湾内ポイントです。
昼休みは、出来る限り寒さをしのいで暖まりましょう。あっつあつの汁物ご提供中ですよ。
午後のダイビングはまたロケーションを変えて、水温下がって来てもこんな群れが見れちゃいます。

他にも、ベラが可憐な姿を見せるディスプレイや、崖っぷちにハナダイが集まり、ウミウシなどもよく見つかります。腰据えてハゼハゼのオンパレードもたまりません。
水温はただいま２３〜２４度、５ミリワンピースにフードベスト、かなり使い込んだスーツの方はこれを機に新調するのがおススメです。お日様出てたらTシャツでも過ごせたりするけれど、寒さをしのぐ装備は必需品。陸はいいけど海上は思いのほか冷えたりしますからね。持って来ても使わなくて澄むならそれはそれで超ラッキーですよ。
ウィンターシーズンの西表、少人数間違いなし、っていつも少人数ですけれど・・・。
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