色あせたパンツをはいた少数派
2015年1月25日
気温 24度
水温 20度
波高 1.5m
朝焼けもキレイな今日、花も咲いているのかいい香りが漂います。山も今は花が色々咲いてきっといいはず。山にも行きたいけど、やっぱ今日は海です。
初めて紹介するこの魚、パラオに行っていたときには、港へ行けばたいてい見れましたが、西表にはとっても数少ない。西表希少種です。
イチゴパンツで有名なマンジュウイシモチのパンツが色あせた感がありますが、よくよく見ると腹びれの柄とギザギザの背びれが特徴的なホソスジマンジュウイシモチと言います。
かつて、僕が普段船を停泊している上原港でちらっと見かけた事はあったけど、水中で対面したのは初めて。
マングローブ域に生息と有るから、マングローブだらけの西表にはたくさんいそうだけど、見た事がない。
おそらく、西表よりもっと南の海域が本来の生息域なのだと思う。
ここにこうしているのは、当初、少しだけここに生息していたうちのわずかの生き残りなのかもしれない。
環境が変化したり、水質が悪くなったりすれば、おそらくあっという間にこの島から姿を消してしまうだろう。
ここで、これから見守りたい魚の1つです。
しかし、今日の海はっていうか汽水域は良かった、つい奥地へと船を進入。
神秘的さがたまらないです。
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