自然の再生力
2015年6月23日
天候 晴れ時々曇り、スコール
気温 32度
水温 30度
波高 2m
恵みの雨か、昨日から短時間の通り雨が降る。昨夜は雷も伴って、時より激しく。
夏だからといって、まったく降らないのも困るので、少しはこれで地面も潤ったのではないでしょうか。
今日は春に引き続き、今年2回目来島のゲスト。
案内する頻度の高い北側のエリア、とても多彩でポイントバリエーションが豊富。
数あるダイビングポイントの中には、台風や海水温の上昇によるサンゴ白化現象、オニヒトデなど、そのダメージを受けてポイント自体が彩りを失い、生物が減って、活気がなくなってしまい、暫くの間行かなくなってしまう場所があります。
ここも10年もの間、案内するのを拒んでいた場所。
今日久しぶりにその海に入って、自然の回復力に驚かされた。以前元気だったサンゴが完全に石灰化して、まだ石灰化して間もないのにも関わらず、その上に新たなサンゴが活着して、再び彩りを取り戻していました。
もちろん、生物たちも増えてきており、とても賑やか。
10m以深に降りると、まだそこまでサンゴは活着していないが、浅い場所はまんべんなくサンゴが活着して成長している。
これまた元気いっぱいになりますね。
こうした海の力や自然の力には、とてつもないパワーを感じるし、それを眺めているだけでどれだけ幸せな気持ちになれる事か。
だから絶対にこうしたいい海の状態は保ち続けられるように努力したいし、しなきゃいけないと思う。
元の状態に戻そうと良かれと思って、自然に手を加えたりする。これは大きな間違い。もっと根本を改善すべきで、安易に人が自然に手を付けるべきではないと思う。
ねっ幸せ感じるでしょ、これだから海はやめられない。
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