発情期のキンギョハナダイ。
2016年3月19日
天候 曇り
気温 24度
水温 24度
波高 1.5 → 2m
今朝は風無し、海はベッタなぎ。
沖の根まで出ようとしたけど、あまりにも静かな海面と北の空にうっすらかかる黒い雲が気になり、行くのをやめて、バラス島の影になる場所で1ダイブすることにした。
結局1ダイブ終了しても、天気は思ったほど悪化することはなかったのだけど、この判断が良かったのか、それからの2ダイブはエキサイティングな水中を楽しめました。
まずはこのキンギョハナダイのオスの泳ぎっぷり。
潮の動く場所ならば、比較的どこでも簡単に見れるキンギョハナダイ。
なんだかいつもと違うのがわかるでしょうか?
発情期とありますが、注目して欲しいのはオスの方。
こんな形をして、縦方向に上がったり下がったりを繰り返す泳ぎをして、周囲にいるメスに次々と体を震わせてアピールします。おそらくメスの方からも何かしらのフェロモンが放出されているのでしょうね。
オスの動きは止まりません、メスにばかりでなく、近くのオスに対しても体を寄せては自己アピールのような仕草を繰り返す。
いろいろなことを想像しながら見ているととっても面白い。
そして、次に興奮したのがツノダシの集団。
こんな集団を見たのはパラオ以来、西表ではかつてあまり見た記憶がない。
背景の青にツノダシの黄色が映えて、一斉に向きを変える瞬間は素敵でした。
すぐ近くにはこの集団とは別のペアがいて、どういうわけかこの集団には混じらないし気にもしない。同じ仲間がこれだけいても全く知らぬ存ぜぬって感じ。
ラストダイブでは、全く予期していなかった場所からマダラトビエイが5匹ゆっくりと現れて、中層をゆったり泳いでいる。近くまでは寄ってはくれなかったものの、興奮させてくれました。
広い海の中で思いがけない生物との遭遇や生き物の普段とは違う行動が見れたりすると、自然のパワーやエネルギーを感じてとても興奮してしまいます。
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