さりげな〜く
2016年12月23日
天候 曇り
気温 25度
水温 24度
波高 3m
久しぶりの南風にホッとしたのも束の間、昨日から北風がビュンビュン吹いてます。
それでも日中、徐々に太陽顔だしてきてるから、クリスマスはいい天気になるかも。
12月でも西表の海はもちろん潜れます。時より風の強いコンディションに見舞われてしまいますが、それもよほどでなければ、ダイビングはOKです。
水温が少し下がって、冬の海の色になってきました。この水が澄んだ感じは冬ならでは。
久しぶりに少し深い方へ。
ここには、黄色いヤマブキスズメダイに混じって、同じく黄色くて一回り小さい、それでも他のスズメダイよりは一回り大きい、ってことはスズメダイの仲間の中ではミドル級くらいの大きさのヒマワリスズメダイがいる。
大きな群れではないけれど、よくよく見るとどうやらオスがフェロモンを撒き散らしているようでした。
時より、こんな具合に静止した状態で背びれを全開にする。こんな冬でもこうした行動してるので、つい見入ってしまった。
そして、フェロモンといえば、秋から盛んに婚姻色を出していたベラをゆっくり見に行こうとその場所へ。
すると水温が下がったせいか、そのベラが見つからない。そのベラはイトヒキベラの種類で西表の中でほとんど見ることがない、そのせいか仲間が少なく、別種のクロヘリイトヒキベラの大群の中にさりげなく紛れこんでいる。
すると、クロヘリイトヒキベラの大群の傍に数匹、目立たないようにしてひっそりとしているのがいた。
よく見れば、ちょっとクロヘリイトヒキベラとは異なるタイプ。
でも何せ、前回と違うのは婚姻色を出していない、どう見ても地味ーヘンドリクス。
1ヶ月ほど前にあんなに一風変わった姿を披露してくれていたのに、何なんだこの変わりようは。
でもとりあえず、写真だけでもとトライするけど、まあ撮らせてくれない。
狭い範囲を右に左にウロウロウロウロ。
数少ない仲間も一緒について回る、追っかけているとわかるんだけど、周りに呆れるほどいるクロヘリイトヒキベラの群れとは明らかに行動が違う。
婚姻色出している時に調べたんだけど、このベラはおそらくゴシキイトヒキベラで、その気になるとストライプの美しい五色?(5色?4色?)を披露してくれる。
でも普段の生活はひっそりとさりげなく、地味〜に存在するのでした。
そして昨晩は白浜に出向いて、白浜青年会の芸能発表会を見に行った。
白浜部落の若手と子供達、婦人、OBが芸能と余興を舞台で披露。
会場は子供達も多く見に来ていてとてもほんわかしたいい感じ。そんな中、白浜の青年たちは毎回笑わせてくれる、さすがです。
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