3月の西表のオススメ
2017年2月6日
暑すぎず、寒すぎず、1年の中でも比較的過ごしやすい気候です。天気の良い日はポカポカで気持ち良く、日焼け止めがすでにかかせない。
<気温と水温、海況>
気温は23〜26度、月によって気温差も激しく、季節の変わり目を肌で感じます。
水温は22〜24度。
ただこの時期は天気の急変に注意が必要。
「にんがちかじまーい」と言って、それまで穏やかだった海が一変、強風が吹いてたちまち海が大シケになることがあります。
北の空に低く黒い雲が現れたら、要注意です。
<装備>
ダイビングは5ミリワンピースにフードベスト、寒さに過敏な方はさらに保温性の高いインナーを着用するのがオススメです。
陸上では過ごすのにTシャツでOKな日もありますが、長袖の準備は必要。
フリースやトレーナーパーカー類も1着あるといいです。
またダイビングの休憩中には出来るだけ、身体を暖められるように寒さ対策が必要になります。ニット帽も海ではとっても重宝しますよ。
<ダイビングスケジュール>
ボートを出発させる港は上原港を予定していますが、その時の海況次第では白浜港より出発させることもあります。
宿へのお迎えは、9時を予定。
午前中に2ダイブをしてから13時〜13時30分頃にお昼休憩。
ポカポカ陽気の日はいいのですが、この時期海の上はちょっと風があると寒いので、休憩する場所はその時の状況で港だったり、お店に戻ったりしてランチです。
14時30分〜15時ごろに3ダイブ目へ出発。
3ダイブ終了して、最終的に港へ戻るのは16時〜17時ごろになります。
<海の見所>
海水温が最低温度(とは言っても21〜23度)から徐々に上がり始めるこの頃。
その年の始まりを知らせてくれる新しい生きものたちが登場します。
一年を通して、たくさんいるキンギョハナダイは一斉にお産(繁殖)のシーズンを迎えます。オスたちの優劣がハッキリと分かれて、一夫多妻なハーレムのオスの行動が観られます。
オスよりもその数が圧倒的に多いメスはいつもと変わらないように見えて、お腹に注目すると実はふっくらとしていて、お産の準備は万全、彼等にとって一年で最もエネルギッシュな季節の幕開けです。
また一方では、こんなのも。
やたらと密着しているラブラブなオビイシヨウジ、もう一匹いますが、その関係はよくわかりません。ただくっついている方は体色を明らかに変化させるので、おそらく婚姻色だと思います。
体色を赤くさせて、興奮?しているようにも見える。
常連のウミウシなんかも、仰け反りのポーズ?
昨年はこんなシーンもありました、普段はあまり群れでは現れないツノダシの集団、これも繁殖のための群れのようです。大潮周りなんかはこんなのも期待持てます。
比較的空いている時期でので、体験ダイビングや講習も受け付けてますよ。
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