お産シーズン到来

気温　３０度

水温　２７度

波高　1.5m

海から上がるや否やゲストが「２８度もあったねぇ」。

確かにここ数日でまた水温が上がってきている。２６〜２８度くらい。

４月の満月ではあまり海に変化が見られなかったものの、今月はこうした水温の上昇や日中の海の生き物の行動やお腹の張り具合などを見てると、どうも繁殖のセレモニーがあちらこちらで繰り広げられるような気がしてならない。

そしてひと月の間でも、潮位の差が激しいとされる満月の大潮周りで、より一層活発になるというのも興味深く、面白い。

サンセットやナイトがエキサイティングな季節到来。西へ陽が沈み、東からは大きな月が。５月は海が穏やかな日が多い。

一昨日はサンゴの産卵、少なかったけども目の前のサンゴが一気にフワーッと産卵。

写真はその時に中層に漂っていた、サンゴのタマゴらしき卵塊。ゲストのY崎さん撮影。

昨夜は行けなかったけれども一昨日を超える産卵をしていた様子。

日中のダイビングでは、いつでもどこでもいるようなスズメダイのお腹がパツンパツン。

普段は１匹、２匹しか見ない程度のハタが、はち切れんばかりのお腹してそこいらじゅうに隠れるようにして潜んでいたり、

夕刻になると、群れの中の魚が何気にカップルになっていたり、産卵に備えて大きな集団を作ったりとお産に関わる行動が目白押し。

昼も夕方も夜もたくさん潜る身体には窒素濃度を下げたエンリッチタンクがやっぱりオススメってエンリッチの宣伝になってますけど。

沖縄地方梅雨入りなんて言ってもご覧の通り、雨が降っても潜ってしまえば関係ないけどね。