こんな僕でどうですか
2017年5月31日
気温 30度
水温 27度
波高 1.5m
朝は雨降ってたけど、みるみる天気回復、海に出る頃にはいい天気に。
どこにでもいるクロメガネスズメダイ。
何か違うのがわかりますか?
この子、やたらと色が鮮やかで他より大きい。穴に出たり入ったりを繰り返しお家の手入れを欠かさない。
そしてよく見ると、周囲には一回り小さいメスが5、6匹お互いの距離を一定に保っている。
そして、この鮮やかなオスは順番にメスに近づいては誘いをかけている。
お家の手入れとメスへのアピールに大忙し。
今日の相手が決まるかどうかはわかりません。何気ない行動ですが、繁殖期にしか見せない行動。
そしてサンセットにも出かけた。
ここの根には、日中キンメモドキがいっぱい。昼間は実はお休みしている時間。
そして夜になると目をギラギラさせて活動する。
そのキンメモドキが辺りが暗くなるのを待って、根から離れるタイミングを伺う。
この時の集団の動きがとにかく面白い。
外からは、大きい外洋性の魚がこの根から離れようとする無防備なキンメを狙いに来ている。
「今だ〜」の掛け声があるかどうか知りませんが、そのタイミングが来ると見事に一瞬にしてこの根から離れていく。
こうした魚にとっては家から出るのが生きるか死ぬかの瀬戸際だったりするのです。
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