西表のマンタ
2017年6月5日
気温 31度
水温 27度
波高 1.5 → 1m
久しぶりの遠征。
朝、海をチェックすると風はないのに沖合いからウネリが入ってリーフで波が割れている。
べた凪ではないけれど、風なくゆるい感じのウネリなので行けるだろうと鹿ノ川まで。
例年だとこの季節はあまりいないのですが、今年はどうもマンタがいるらしい。
梅雨時の海況が穏やかなこの季節にマンタがいるとなれば、うずうずするのも当然。
約1時間、船で走って誰もいない鹿の川へマンタを見に。
エントリーして、すぐに正面からまず1匹がお出迎え、まっすぐこっちに向かってきた。
それを皮切りにそのあとずっとマンタが視界に入ってくる。
まさにマンタダイビング。
西表の悠然な広〜い海の中をゆったりと泳ぐ姿は神秘的というか夢を見ているようです。
ワイド設定で準備してきたゲストもここぞとばかりにマンタの邪魔にならないようにカメラを向けていました。
途中、マンタが真上を通過するときもマンタの動きに合わせていたら、そのゲストの見事なイナバウアー。顔が青ざめるほど息こらえしたそうです。
その証拠にいい写真がいくつもありました。
1ダイブ終了して、一旦その場を離れてランチ休憩しましたが、ランチのあとはもう一度、そこへ。
2ダイブ目でもエントリーしたら、すぐ下でマンタ。5匹のマンタトレインまで。
マンタの進行を妨げたり、あとを追っかけてしまったりせずに、こう動いてこっちに現れるだろうとか、離れていっても待っていれば戻ってくるだろうとある程度予測して、水中では激しく動き回ることは厳禁、マンタの泳いでいる姿のようにダイバーもできるだけゆったりとそしてその状況を邪魔しないようにすれば、マンタはそこから離れず、なんども姿を見せてくれるはず。
僕らはいかなる場所でも海にお邪魔させてもらっているという謙虚な気持ちを忘れずに海を楽しみたいですね。
写真は全て、マンタの動きに合わせてイナバウアーを披露していたゲストのK端さん。
そんなに頻繁には来れる場所ではないので、こんな場面何年ぶりだろう、いい海でした。
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