15歳ダイバー、お見事。
2018年4月1日
気温 27度
水温 25度
波高 1.5m
今日は講習の最終日。
昨日まででほとんどの実技講習内容をこなしていたので、今日は普通にダイビングしながら、水中を泳いで、自分でコントロールできる浮遊感を実感してもらいました。
そして、やはり大物運のいい講習生、エントリーして間もなく、僕が足元にハナビラウツボがいたので、指差し教えてあげるとツンツンと腕をつっついて海中の先を逆に示している。
見ると、この場所では滅多に遭遇しないホワイトチップがゆらゆらと全身をくねらせて、5m先を横切っていった。
講習中にサメに会うって、パラオやタヒチじゃないんだから、ありえないんだけど。
そして、お昼休みは春先の海のお恵みモズクを見に干潮時に砂州の現れる三日月浜へ。
とっても新鮮なモズクがありました。なのでちょこっとだけモズク採り。
誰もいないのに、目の前には新鮮なモズクがいっぱい、なんて贅沢なんだろう。
すると講習生がボソッと「ここに住みたい」って。
プリクラや友達とショッピングしたりするよりも、この自然から得られるものが一番なのは15歳の女の子もきっと感じるんでしょう。
小さい時から家族で何度も西表島に遊びに来て、自然がたくさん残されていて、建物がなくて、人も少ない、だけど自然と遊べる場所がたくさんあって、ニコニコしていられるこの西表島が大好きのようだ。
この講習期間中で初めて、本当ににっこりと笑ってくれました。
2時間ほどここで休憩をして、講習最後のダイビングは、ダイビングポイントへ。
長らく入ってなかった場所だけど、サンゴの様子に変化ありでした。オニヒトデの食害や白化現象などで、衰退していた場所ですが、元気を取り戻してきています。
そしてここでもやっぱり大物が登場。
リーフの影から1mほどの長さの髭が2本、その奥にはかなり大きなゴシキエビ。
昨日のエイ、サメ、エビと立て続けにどれも大物、昆虫や虫は苦手なのに海の生物や魚は大好きという15歳が大物を引きつけるのでしょうか?
そして講習もラスト、上がる直前にボートの下で中層でじっとしてごらんとホバーリングさせると、なんと見事に水平姿勢キープして中性浮力マスター。
お見事15歳ダイバー、誕生です!
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