最新日記

ウミショウブの開花

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天候 曇り時々晴れ
気温 33度
水温 30度
波高 1.5m

新月大潮です。

夏の潮で朝に200センチを超える満潮となり、午後には15センチほどの干潮と潮位の差が激しい時期。

不思議とこのタイミングを狙い澄ましたかのように、受粉する海草が西表にあります。

ウミショウブという海草です。

年に数回、この海草が開花して、雄花を海面に放出して、海面に真っ白の小さな雄花がいっぱい漂います。

長年この島に住んでいるけれど、実際に現場でその瞬間を見届けたことがなかった。

今回はサンゴの産卵がそうであったように、しっかり見極めてみようとお昼休憩がてら2日間連続でウミショウブの観察。

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昨日はみんなで腰をかがめて水中覗いてみても、まだよくわからずに不発。

今日こそと、また足を伸ばしてみると、水面に白い雄花が次々と流れてくる。

ようやくその場に立ち会えました。

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この雄花、大量に放出されるけど、そのほとんどがどこともなく流れて終わるのだけど、運良く雌花につかまると、しっかり受粉して実をつけます。

その受粉がまた感心させられるというか、自然ってすごいと感じさせるのです。

体内潮見表でもあるんでしょうかね。




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